2018年10月号【格式ばらないカジュアルさ】
こんにちは、ラボネットワークです。
ついに10月、七五三の本番シーズンに突入しました。

井口氏の第3回の連載は前回の「くつろぐカジュアル」に続き、
「格式ばらないカジュアル」がテーマです。
「気軽に」「手軽に」とは具体的にどんなことをさすのでしょうか?

 
今とこれからの写真館経営 ~第三回「時流適応 格式ばらない」~
お世話になっております。船井総研井口です。
秋になり過ごしやすい日も増え、猛暑の夏とは一転し、七五三のお客様も動き出してきているのではないでしょうか。繁忙期になるとスタッフ間のコミュニケーションが手薄になることも多くなるかと思います。仕事に対し疲弊せず楽しく取り組むためにも定期的なコミュニケーションを取られると良いと思います。

さて、第一回目から、時流の変化についてお伝えし、次なる時流について「新たなカジュアル」とお伝えしてきました。そして、前回は、その「新たなカジュアル」の時流の一つと考えられる「くつろぐ」カジュアルについてお伝えしました。今回はもう一つの「格式ばらない」カジュアルについてお伝え致します。
「格式ばらない」とは、具体的にどのように考えればよいのか。セミナーなどでお伝えする時には、「手軽に」、「気軽に」という言葉でもお伝えしています。
代表的な例としては、この2~3年で急激に増えてきている「エンドユーザーとフォトグラファーのマッチングサイト」です。
お客様の心理として、我が子の記念日を過ごすにあたり、「節目の記念日は、神社でお参りしたい」は、今も昔もあることと思います。また、お参りの予定に加え、写真館で写真を撮る予定まで考える手間を考えると、お参りの時にすべて対応出来たらよいと考えられる可能性もあります。また、なれない写真スタジオで緊張して撮影するならば、お参りに行く神社の中で自然な雰囲気で撮ってもらった方が、より良い思い出になるとも考えられるでしょう。
そんな時に比較的安価で使いやすい「フォトグラファーのマッチングサイト」があれば、ネットでの買い物に慣れている世代の方が便利だと考えることは想定出来ます。
衣裳も、同様な発想でネットから調達すれば、安価で気を使わずにレンタル出来ます。あとは、着付けとヘアメイクが出来れば問題なしです。
このような「格式ばらない」、「手軽に」、「気軽に」記念写真を撮る方に対し、どのような対策を立てるのか?いくつか、ご支援先様で取り組んでいる事例をご紹介いたします。
まずは、船井流経営法の「包み込み」の考えで、自社も「お参りロケ」を対応するという方法です。「うちのお店でも出来ますよ」ということです。しかし、限られた人数で運営している場合がほとんどだと思います。そのような写真館では、例えば「平日2組限定」、「前撮りしてくださったお客様に限り平日限定」として打ち出しています。限定感が出てしまっても良いので、「うちのお店でも出来ますよ」と見えることが大切です。出来れば、神社ロケもモデル撮りしHPなど媒体に写真を載せておけると良いです。カメラマンが複数名いて土日祝でも対応できる場合には、もちろん対応しています。
他の事例では、船井流経営法で言えば「力相応一番化」です。マッチングサイトのカメラマンが不得意と考えられることは何か?きちんとしたライティングで撮る写真、ポーズを付けた型物写真、一手間二手間掛けたヘアアレンジ・着付けが考えられます。では、写真館が得意なこと、長所は何か?ライティングやセットのあるスタジオ・撮影、型物写真、ヘアメイク・着付けを備えていることです。この長所を活かすのです。
あるご支援先様では、ロケを包み込んだ上でスタジオの写真をさらに磨き込みをかけるような取り組みをしています。他では、美容スタッフさんの力で、新しいヘアアレンジや着付けを生み出していただき、モデル撮りしアピールしています。
これらがお客様の目に留まり集客へとつながっています。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回からは新しいテーマでお伝えしたいと思います

井口 章氏(船井総合研究所)

< プロフィール >
コンビニエンスストア業界から1997年に船井総研に途中入社。入社以降、写真館業界のコンサルティングに従事する。集客、マネジメント、財務面など経営全般において写真館のコンサルティングを実施している。ご支援先の中には、親子2代でお付き合いしている写真館も多数あり、先代から次世代への事業承継に関わる。
各県の写真館会・写真館業界団体の講演、2013年の「ザ・写真館」連載に加え、東京都写真館協会では、10年以上連載の続く「強い写真館になる条件」を執筆。

以下もぜひご覧ください。
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写真館と数字分析 ~写真館利用後の「満足」と「不満」~

前回9月号のこのコーナーでは「なぜ、この写真館を選んだのか?」というテーマで数字分析を行いました。
では、実際に写真館を利用したあとに、お客様はどんなことに「満足だった」あるいは「不満だった」と感じたのでしょうか。

今回も、㈱プロメディアが実施している「写真館消費者アンケート」の結果から、実際の写真館利用者の「生の声」をまとめました。
【満足した点】
上図から「今回の利用で満足した点と不満な点は?」という設問に対して、60.9%の利用者が「接客のよさ」に満足していることがわかります。しかし、前回メルマガの「なぜ、この写真館を選んだのか」では「接客」にチェックを入れている回答は9.9%に留まっています。つまり、写真館を選ぶ時点では「接客のよさ」に期待していたわけではないものの、実際に利用してみたら「接客に満足した」ということが言えるのではないでしょうか。

〈以下、自由記入欄より抜粋〉
・子どもに接する感じが良く好印象だった。
・スタッフの皆さんが親切で優しく、笑顔が良かったです。衣装も好みのものがたくさんあり良かったです。
・「こんなふうに撮りたい」といった要望や、髪型の相談等とても親切な対応をしていただけるので満足です。


【不満な点】
また、不満な点としては「金額」が23.9%と一番高くなっています。前号の「なぜ、この写真館を選んだのか」では「料金体系がわかりやすいから」と「安いから」が多くのポイントを集めていました。やはり利用者は写真館に対して「金額がわかりにくい」と感じていることが改めて浮き彫りになりました。

〈以下、自由記入欄より抜粋〉
・プロの方に撮影していただくので高額なのは分かりますが、もう少しリーズナブルであればもっと利用したいと思います。
・定期的に利用したら少し安くなるなどのサービスがあるといい。
・とにかく料金説明が分かりにくいため、最後まで一体総額がどのくらいかかるのかと不安になった。


このアンケート調査が始まって以来、「料金が高い」と「待ち時間が長い」の2項目は必ず「不満な点」の上位に入っています。次世代型の写真館を目指すためには、この「写真館の永遠の課題」をクリアするところに鍵がありそうです。
今月号では写真館を実際に利用したお客様のリアルな意見をまとめました。
来たる七五三シーズンの参考になれば幸いです。

 
【データ出典】
スタジオNOW 2018年2月号
㈱プロメディア発行

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【あとがき】
記録的な猛暑を終え、あっという間に秋になりました。
弊社ラボも写真館さまと同じく繁忙期を迎えます。
万全の体制を整え、「平成最後の繁忙期」を乗り切りましょう!
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