2018年12月号【来年の計画できていますか?】
こんにちは、ラボネットワークです。
あっと言う間に12月も半ば。
年賀状シーズンも佳境に入ってきましたね。
弊社の年賀状製造工程もまさに「師走」の様相です。


今回は「年間計画」についてのコラムです。
季節ものとそうではないものという基本的な分類わけ、
それに伴った計画づくりを練られているでしょうか?
「季節もの」にとらわれすぎているとどうなるか、
あらためて考えるきっかけになる内容です。
今とこれからの写真館経営 ~第五回「年間計画の考え方・作り方」~
お世話になっております。船井総研井口です。
今年の冬は、このまま暖冬で終わってしまうのでしょうか。四季のメリハリは商売にも影響すると考えています。暑いときは暑く、寒い時は寒くあって、1年間の商売がうまく行くように思います。
さて、ちょうど12月ということもありますので、集客に関わる年間計画のことについてお伝え致します。
ご支援先様と年間の計画を考える時に、「季節記念日」と「通年記念日」、「イベント」を考えます。さらに、もう一つは「固定客化」の要素を加えます。

まず「季節記念日」です。
季節記念日については、12か月での計画は、ほぼ固定されてきています。以下にまとめます。
桃の節句:1月後半~3月前半、端午の節句:4月前半~5月中旬
卒入:記念写真を中心に考える場合で、1月末または2月頭にDM第一弾、2月末または3月頭にDM第二弾、小学校卒業・中学入学用DMには十三参りを入れることもあります。
七五三:遅いスタートで4月中旬、早く立ち上げる場合は3月から開始

貸衣装に絡んだ記念日は、
卒業袴:5月頃から衣裳展開始、
振袖:1・2・3月、GW、8・9月、12月に衣裳展実施

このように季節記念日は1年間のスケジュールを先に決められる上に業界内の衣裳展が開催されるため、計画的に進められます。つまり、先に決められることは、速やかに決めて行動し、他の業務に充てる時間を作るのです。この「他の業務に充てる時間を作る」ということが大切です。その理由は、「通年記念日」と「イベント」にあります。
「通年記念日」は、お宮参り、バースディに加え、マタニティ、ニューボーンになります。季節記念日は前述したように衣裳展の案内もあるので、その時期になれば考えなければならなくなります。通年記念日は、あえて時間を作らないと、そのまま放置することになってしまいます。よくある例としては、マタニティの撮影用衣裳まで揃えて、良い立ち上がりをしたにも関わらず、その後、追加衣裳なども入れず、気づいたら件数が少なくなっていたという例です。
バースディ、キッズ系メニュー、ニューボーンも、同様な傾向がみられることがあります。
したがて、「通年記念日」は鮮度感を保ち続けるために、年間で計画的に運用することが大切です。

次に「イベント」です。
例としては、ベビーマッサージ、寝相アート撮影会、ハロウィン撮影会などです。つまり大きな売上にはならないが顧客との関係性づくりや新規客獲得のための企画運営です。こちらは、関わるスタッフさんのモチベーションアップも合わせて考えることも多いのではないでしょうか。いかに、お客様とスタッフさんが楽しくコミュニケーションを取りながらイベントを盛り上げられるか。さらに、不定期では定着しづらくなるので、定期開催が望ましく、ルーティン業務として定着させていくことが大切になります。
さらに、上記までのことを、今は、SNSで発信するという業務が付加されています。
「通年記念日」、「イベント」を成功させるためにも、「季節記念日」は年間で固定された業務として無駄な時間を作らないことが大切になるのです。いろいろな業務を積み上げて、詰め込んで進めていくと現場は疲弊してしまいます。2019年の計画が、まだ明確になっていない!という写真館様は、ぜひ季節記念日からスケジュールを決めてしまいましょう!

井口 章氏(船井総合研究所)

< プロフィール >
コンビニエンスストア業界から1997年に船井総研に途中入社。入社以降、写真館業界のコンサルティングに従事する。集客、マネジメント、財務面など経営全般において写真館のコンサルティングを実施している。ご支援先の中には、親子2代でお付き合いしている写真館も多数あり、先代から次世代への事業承継に関わる。
各県の写真館会・写真館業界団体の講演、2013年の「ザ・写真館」連載に加え、東京都写真館協会では、10年以上連載の続く「強い写真館になる条件」を執筆。

以下もぜひご覧ください。
船井総研公式ブログ

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写真館と数字分析 ~スマホ世代ママたちの情報源は?~

先月のこのコーナーでは「次回撮影するなら、どんな写真館?」というテーマで、「自分のカメラやスマホで撮影したい」や「データを購入したい」というお客様が多いということ、そして
20~40代のスマホ利用率は80%を超えているということをお伝えしました。
今月号では、そんなスマホ世代のママたちが利用しているサービスを調査してみました。SNS集客に悩んでる方へのヒントになれば幸いです。
 
総務省の公表資料「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、全年代においてタブレットの利用率がフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)の利用率を上回ったそうです。
広く普及したスマホ・タブレットでママたち(20~40代の女性)が何をしているのかというと、上図の赤枠部分のとおり「ソーシャルメディアまたはメールを見る・書く」ことをしているとわかります。(ここでの「ソーシャルメディア」とはLINEやFacebook、Twitterなどのことを指します。)スマホ・タブレットの普及とともに、スマホ世代の情報源が「ブログやウェブサイト」ではなく「ソーシャルメディア」に切り替わったと言えるのではないでしょうか。
ソーシャルメディアの種別を見ていくと、全年代でLINEが圧倒的に強いことがわかります。さらに、男性ではInstagramよりFacebookの利用率が高いのに対し、女性はFacebookが30.0%、Instagramが31.0%と、Instagramの利用率のほうが高くなっています。年々Instagramの利用率は増加しているため、「今度の◯◯の記念撮影はどこの写真館に行こうかな?」の決定権を持つママたちにアプローチするためにはLINEとInstagramが有効ではないでしょうか。
Instagramは写真を見せることに特化したSNSですので、写真館という業態とは相性がよく、すでに多数の写真館アカウントが存在します。しかし、一方でLINEを活用している写真館というのはまだまだ少ないようです。LINEの普及率を考えると、ここを無視するのは非常に「もったいない」と言えます。LINE@という企業向けサービスでは多数のお客様のLINEに情報配信することも、1対1のやりとりで撮影予約などの打ち合わせをすることもできます。
「たくさんの情報から見つけてもらう」=新規顧客の獲得にはInstagram、「詳しい情報を定期的に知ってもらう」=リピーターの囲い込みにはLINE@…など、SNSをうまく使い分けることで集客につながるのではないでしょうか。

 
 
【データ出典】
総務省 情報通信統計データベース公表資料
「平成29年通信利用動向調査の結果」

「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
【あとがき】
ご好評をいただいてる井口氏連載は次回が最終回です。
過去のメルマガバックナンバーは当社HPからご覧いただけます。
最終回配信前に、ぜひ振り返って読んでみてくださいね。

 
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