【2021年1月号】

明けましておめでとうございます。
本年もラボネットワークをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、この第6回にて櫻井氏連載は最終回です。
今回はスタジオルミナスの今後、
そして櫻井氏ご自身の今後についておうかがいしました。

ぜひ最後までご覧ください。

 
櫻井氏連載 第六回(最終回)「スタジオルミナスの今後について」


 ――早いもので第六回目、今月で最終回となりました。初回の8月号ではコロナ禍におけるアクションについて、9~12月号ではスタジオルミナスのエグゼクティブプロデューサーとしてのブランディングやマーケティング、スタッフ教育などについてお話をうかがいました。
最終回である今回はスタジオルミナスの今後についておうかがいしたいと思います。
まず、初回のインタビューから12月までの約半年間で何か変化はありましたか?


いろいろな変化はありましたが、大きな変化はスタジオが増えたことです。まず、昨年9月に「ルミナス名古屋」をオープンさせました。おかげさまで多くのお問い合わせをいただいています。
その他、株式会社エスクリと業務提携し、多くのエリアで「ラ・メゾン」の撮影ができるようになりました。


――では、今後の展開について教えていただけますか?

ルミナスとしては現在3つのスタイルがあります。お台場のような、本格的なセットでの撮影をメインとした「グランスタジオ」、銀座や名古屋のような背景としてのセットで撮影ができる「スタジオ」、そして式場さまやゲストハウスさまと提携して施設そのものをロケーションとして撮影する「ラ・メゾン」の3つです。
まず、その「スタジオ」として、今月の7日に福岡県に「ルミナス天神」をオープンしました。こちらは背景のテイストもガラッと変えています。今までのルミナスのイメージをご存知の方からすると、少しびっくりされると思います。和洋両方の撮影ができることや、店舗の規模感はそこまで大きく変わりませんが、内装は今までのスタジオセットとは大きく異なっています。


――「ルミナス天神」が他のスタジオと異なったテイストというのは、なぜでしょうか?

福岡県という場所で展開するにあたってお台場や銀座とは違うテイストが必要だろうと考えました。というのも、韓国フォトを体験したいと思った場合、福岡というのは(新型コロナウイルスの影響がなければ)釜山には簡単に行ける立地です。そうなると、日本国内の撮影ならではの「和装での撮影もできる」というところが重要になってきます。そういった「和洋」のバランスも他のスタジオセットとは大きく異なっているポイントのひとつです。
ですから、今後も「画一的なチェーン展開」ではなく、その土地や環境にあったテイスト、コンセプトを都度都度考えながら展開していきたいと考えています。たとえば「ラグジュアリーで都会的なホテル」をコンセプトにしたスタジオをつくったのであれば、その近隣エリアでは全く異なるもの、たとえば「リゾートウェディング」をコンセプトにしたスタジオを立ち上げる…など、いろいろなルミナスを体験していただきたいですね。
しかし、以前のインタビューでお伝えした「シンプル」なプラン設定やオペレーションはルミナス共通のものとして、あまり変えずにいようと思っています。



――ルミナスらしさはそのままで、その土地に合わせてコンセプトを変えていくということですね。ロケーション撮影の「ラ・メゾン」についてはいかがでしょうか?

先程少しだけお話しましたが、株式会社エスクリと提携することで、撮影できるロケーションが首都圏、東海、九州エリアと一気に広がりました。コロナ禍で結婚式の施行を諦めざるを得なかった新郎さま・新婦さまのために、各会場での撮影で「花嫁体験」を提供できればと思っています。スタジオでの撮影もいいものですが、「より結婚式場っぽいロケーションでフォトウェディングをしたい!」という新郎さま・新婦さまもいらっしゃいます。そういった層から「ラ・メゾン」は評価をいただいています。
ですので、当面は「グランスタジオ」、「スタジオ」、「ラ・メゾン」の3つのスタイルで展開するとして、特に「スタジオ」と「ラ・メゾン」を連携させながら展開していこうと考えています。


――では、最後に…。櫻井氏ご自身の今後について教えていただけますか?

正直、私自身について語ることはあまりありません。
目の前のことで手一杯といった感じですし、まだまだ、やりつくせていない、と思っています。ただ、プラスαとしてお話しするなら、コロナがこんなことにならなければ、実は、子供たちが空の下で元気に遊ぶNPOのお手伝いもしたいと思っていました。残念ながら、コロナの影響でイベントそのものが、延期なり続けているのですが。。。


――櫻井氏ならではのフォトウェディング業界に対するお話がお聞きできました。全6回、ありがとうございました!



 
櫻井 均(さくらい ひとし)
【プロフィール】

1991年株式会社キタムラ入社後、㈱ラボネットワーク、㈱ラボ生産の代表取締役を歴任。キタムラグループ退任後は、株式会社メイションにおいて、これまでの写真ビジネスの経験を活かし、新規事業開発を担当。韓国スタイルの華やかでドラマチックなウェディングフォトが撮影できる「スタジオルミナス」のプロデュースや、提携ゲストハウスでの撮影「ルミナス ラ・メゾン」をスタートさせるなど、これまでにないウェディングフォトスタイルを立ち上げ業界内からも注目を集めている。
現在は、タメニーアートワークス株式会社(旧 株式会社Mクリエイティブワークス)のエグゼクティブプロデューサーとして活動中。

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【写真館と数字分析:持続化給付金の申請期限が延長に】
本メルマガ購読者の皆様は、中小法人・個人事業者のための「持続化給付金」はすでに申請されましたか?昨年8月号の本コーナーでも「持続化給付金」や「家賃支援給付金」について取り上げましたが、本制度に少し変化がありました。緊急事態宣言が再発令されたことで必要書類の準備が難しくなってしまった事業者については、原則「2021年1月15日」までとしていた申請期限を一ヶ月延長して、「2021年2月15日」とすることが経済産業省より発表されました。
詳細リンク→https://jizokuka-kyufu.go.jp/news/20210114.html

梶山経済産業大臣は記者会見で「緊急事態宣言の再発令の中で申請書類の準備が難しくなっている事業者もいる。きょうまでとしていた申請期限について簡単な理由を添えて今月末までに申し出れば来月15日まで書類の提出を認める」と述べています。制度の内容自体に変更はありませんが、申請期限が延長されたことで「書類の準備ができなかった!」と焦っていらっしゃった写真館・フォトグラファーの方にはいい知らせなのではないでしょうか。「書類の提出期限延長の申込期限は2021年1月15日から2021年1月31日」となっており、今月中に延長を申し込みする必要がありますので、十分にご注意ください。
この未曾有の事態を生き残れるよう、うまく制度を活用していきたいものです。



【データ出典・参考】
経済産業省ホームページ

 

【あとがき】
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