【2020年5月号】
今月の青木氏連載では、「アフターコロナ」を迎えた世の中で大切なものとは何なのかを考えさせる内容となっています。

「写真館と数字」コーナーでは、雇用調整助成金に関連する数字を紹介しています。

どうぞご覧ください。

 
【青木水理氏連載 第4回『消費者の新しい価値観に合わせて市場を作る』】

前回のメルマガからあっという間に1か月が過ぎてしまいました。
メルマガの連載を開始した直後から新型コロナウイルスの感染が日本で大きく広がり、必然的にこのネタばかりになってしまっていますが、これからの働き方を私なりに書きとめていきたいと思います。

さて、緊急事態宣言前から弊社はスタジオを閉めており、会社のほうもすでに2か月近くずっとリモートワーク中です。
とはいえ、逆に土日も平日も関係なく働いているので、GWもあったのかわからないまま過ぎてしまいましたが…
いまの状況は大きなチャンスと考え、コロナ収束後の新しい消費者の価値観に向けて自社の体制を大きく変える準備をするというのが、いま事業を行っている者が出来ることと考え寝る間も惜しんで働いています。
ちなみに家には休校、休園中の子供が3人いますので結構なカオスです。(子どもたちよ、仕事ばかりのママを許してね)

緊急事態宣言が延長されましたが、そろそろアフターコロナが現実になってきましたね。
歴史の中でいろんな危機を乗り越えてきた人々の行動を見て
全く変わった世界になるよと言う人
いや、どんどん風化されて結局元に戻るよと言う人
いろんな意見があるけど、これからはゆるやかにコロナウイルスと共存していく方向に変わるのかもしれません。
そして、本当に大事なものはなんなのか、今一度改めて考える人が多くなったかもしれません。

東日本大震災の時、いえどんな震災の時も、元気な地域や何も被害にあってない人はある意味希望でもあり、助けてくれる存在でもありました。
しかし今は世界全体が同じフェーズでいます。
そんなことも、一生のうちでとても珍しい事です。
しかし、何がどう変化してもそれに合わせて生き残っていく人が結局強くなっていくのだと思います。
そもそも、毎年変化なく同じでいる事なんてありません。
人は変わるし環境も変わります。


いろんなことを制限されて、またその道が閉ざされて、諦める人もいればこれを転機と考える人もいます。
自分は我慢しているのになんでお前はやってるんだと相手を攻撃する人もいます。
どんな事が起きても見つめるべきは自分自身でありたいものですね。

消費者の購買理由、行動、意識は全部変わっていきます。
全世界がいっときは同じ方向に変わります。
その市場をうまくキャッチしたビジネスだけが残ると私は思っています。

緊急事態宣言の延長が発表された後
それまで閉めていたお店は4つのタイプに分かれました。
 1.延長を受け入れるが自粛警察になる
 2.これ以上は経済的に無理!とお店を開ける
 3.お店をたたむ
 4.テイクアウトやオンライン販売など対面以外で生き残る方法を考える
(5.そもそも常に平常運転もありますね)
そして地域ごとに平常に近い形に戻れる地域と、いまだステイホームを解除できない地域に分かれました。

結果どうなるのか
その温度差のストレスでこれからどんどん自粛警察は加速するだろうし、日本国内で県民同士の喧嘩が絶えなくなるだろうし、犯罪も自殺も増えるのではないかと思っています。

そんな時、人は意識が他人軸になっています。
お店を開ける人を攻撃したくなるなら、自分も開けたらいいのです。
開ける人は感染リスクと風評被害と経済を天秤にかけて選択しています。
もし同業で感染者が出たら自分のところも危ないから、というなら、自分は閉めるしかないのです。

何を選択しても何かしらのリスクがあるのだから、自分の信念に沿って選択していくしかありません。
国が要請したから、まわりが閉めてるから。と言って判断を国に委ねてるばかりだったら、コロナが終わっても別の要因で潰れていくでしょう。
それより別の新しい面に目を向けて、できる事を一生懸命考えることで心の平穏も保たれます。
オンライン化が一般家庭にも大きく進んで、市場が半径2キロの世界から全国になりました。これは地域の小さなお店や個人事業主の方には大チャンスなんじゃないかと思います。
遠くのお客さまにも商品を知ってもらい購入してもらえる可能性が半ば強制的に広がり、数か月の自粛で今のお客さまは消費をしたがっています。
弊社もその恩恵をひしひしと感じています。
オンラインセミナーやオンラインでの商品を販売することによって、お客さまが新しい価値を感じてくれました。
このチャンスは次いつ訪れるか分かりません。
だから寝る暇ももったいないくらい、会社のメンバーでひたすら新規事業の事を考えています。

今まで行っていた事業で残せるものは残し、新しい事業と掛け合わせていく。
強制的に追い込まれたことでチームの中ですごいパワーが生まれました。
それを思うと、今回の件は悪い事ばかりではありませんでした。

そして大事なのは、いま、どれだけお客さまに尽くせるかだと思います。
有事の時助けてくれた人を、人は、忘れません。

改めて世の中は信用と信頼で成り立っていると感じます。
銀行だって信頼関係がある人にお金を貸してくれます。企業だって人なのです。
最終的に寄り集まった個人の気持ちで決定判断を下します。

だからお金より信頼が大事です。
それは絶対に忘れてはいけないと思います。

 
青木 水理
【プロフィール】
長男の誕生以来、おひるねアートを趣味で撮り始めブログがママたちから高い支持を受け、ブログ開設後わずか4ヶ月で初の写真集「赤ちゃんのおひるねアート」を主婦の友社より出版したことをきっかけに、TVCMや雑誌広告の作品制作を手がけるなど数々の分野で活躍する。
2013年10月に『一般社団法人日本おひるねアート協会』を設立。「おひるねアートで世界中のママと赤ちゃんに笑顔を届けること」を使命に、おひるねアートを広げる活動として、認定講師の育成や、企業への作品提供などを行う。
2015年4月におひるねアート専門のフォトスタジオ「STORY」をOPEN(東京・水天宮)
スタジオセット、おひるねアートの全面プロデュースを行うほか、自身も指名制でのみ撮影を請け負う。
また、当初より子連れで仕事を行うスタイルを貫き、現在も子連れ出勤を実践。「赤ちゃんと一緒に働ける」環境の提案にも力を入れている。

 
【写真館と数字分析:雇用調整助成金にまつわる数字】

新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたことから、各種手当を申請していらっしゃる方が多くいらっしゃることと思います。今月の「写真館と数字分析」では、雇用調整助成金にまつわる数字をまとめました。


厚生労働省HPでは「新型コロナウイルス感染症について」というページを設けており、緊急事態宣言の区域、感染症の予防の方法、特別定額給付金などの各種情報が日々更新されています。
更に、厚生労働省のYouTubeチャンネル「
MHLWchannel」では、動画による制度の紹介・解説を公開していることをご存知でしたか?公開されている資料を手元に置きながら視聴すると、分かりやすくなっています。

また、現在の助成額の算定方法を大幅に簡略化し、雇用調整助成金の手続きをさらに簡素化することが決まっており、来週5月19日には詳細が公表される予定となっています。
大きな変更点は以下の3点です。

【1】実際の休業手当額による助成額の算定
【2】休業等計画届の提出が不要に
【3】平均賃金額の算定方法の簡素化


こちらから3つ目の【3】平均賃金額の算定方法の簡素化について具体的な計算例が公開されていましたので、ご紹介します。


《平均賃金額の算定方法の簡素化》

①「平均賃金額」を「源泉所得税」の納付書で算定できます
平均賃金額の算定は、これまで「労働保険確定保険料申告書」を用いて算定していましたが、「源泉所得税」の 納付書により算定できるようになります。
一人当たり「平均賃金額」 = 納付書の「支給額」÷「人員の数」

②「所定労働日数」の算定方法を簡素化します
年間所定労働日数は、これまで過去1年分の実績を用いて算出していましたが、休業実施前の任意の1か月分をもとに算定できるようになります。
「年間所定労働日数」= 「任意の1か月の所定労働日数」× 12
上図の算定方法で、「所定労働日数」を算出することができます。

参考になりましたでしょうか?この情報もまた変更になる可能性がありますので、日々厚生労働省からの情報を注視しておくことをおすすめします。
「いつまでこの状態が続くのか」という不安はありますが、今から万全の準備をしてアフターコロナを迎えたいですね。


【データ出展・参考】
厚生労働省ホームページ

 

【あとがき】
今回は青木氏連載、写真館と数字コーナーともに新型コロナウイルスに関連する話題となりました。
次回号も皆様のお役に立てる情報をお伝えしたいと思いますので、ご期待ください。


 
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